こんにちは。
これから家を買おうと考えている方にとって、「住宅診断(ホームインスペクション)」は安心して購入を決断するための大切なステップです。しかし、いざ診断を依頼しようと思っても、「どんな診断士を選べばいいのか」「依頼の流れはどうなっているのか」が分からず、不安になる方も少なくありません。
今回は、専門家として信頼できる住宅診断士の選び方と、実際に診断を依頼してから報告を受けるまでの流れを、わかりやすく解説していきます。
住宅診断士とは?
ホームインスペクターの役割
住宅診断士(ホームインスペクター)は、中立的な立場で建物の劣化や不具合をチェックする専門家です。購入予定の中古住宅や新築住宅について、構造・雨漏り・断熱・設備の状態を調査し、将来のリスクや修繕の目安を提示してくれます。
資格や所属団体
診断士の多くは、建築士資格を持ち、日本ホームインスペクターズ協会やNPO法人などの団体に所属しています。信頼できる団体に登録されているかどうかも選び方のポイントになります。
診断士を選ぶときのポイント
1. 資格・実績を確認する
・一級建築士や二級建築士の資格を持っているか
・住宅診断の実績数が豊富か
・過去に手がけた診断事例を公開しているか
これらを確認することで、経験の浅い診断士を避けられます。
2. 中立性を重視する
不動産会社や施工会社と利害関係のある診断士では、診断結果が偏る可能性があります。完全に第三者の立場で診断を行う専門家を選ぶことが重要です。
3. 調査方法と機材の有無
赤外線カメラや水平器、含水率計など、専用機材を用いた調査ができるかどうかで診断の精度が変わります。ホームページに調査内容や機材の写真があるかをチェックしましょう。
4. 報告書の分かりやすさ
診断後には報告書が渡されます。写真付きで、素人でも理解できる内容になっているかどうかを事前に確認しましょう。
5. 費用の透明性
「基本料金◯万円+追加調査◯万円」といった形で、費用体系が明確かどうかを確認してください。安さだけで選ぶのは避けましょう。
住宅診断を依頼する流れ
ここからは、一般的な診断依頼の流れをステップごとに紹介します。
ステップ1:問い合わせ・相談
まずは診断士や診断会社に問い合わせをします。購入予定の住宅の住所・築年数・構造・診断希望日を伝えるとスムーズです。
ステップ2:見積もり・契約
調査内容や費用について見積もりを受け取り、納得できたら契約を結びます。このとき、追加費用の有無やキャンセル規定も確認しましょう。
ステップ3:現地調査
診断士が実際に現地へ出向き、基礎・外壁・屋根・水回り・内装などをチェックします。戸建てであれば3〜5時間、マンションなら2〜3時間が目安です。
ステップ4:報告書の作成・納品
診断後、1〜2週間ほどで報告書が届きます。劣化箇所の写真や修繕の必要性、将来的なリスクがまとめられています。
ステップ5:結果の説明・アドバイス
報告書をもとに、診断士が直接説明してくれる場合もあります。必要に応じてリフォーム会社への相談や価格交渉の材料として活用できます。
診断依頼の注意点
・売買契約前に診断を行うと安心
・不動産会社に「診断を入れたい」と事前に伝えておく
・希望する調査範囲をはっきり伝える(雨漏り調査、断熱調査など)
・診断日程は余裕をもって設定する
まとめ|信頼できる診断士選びが安心への第一歩
住宅診断は「誰に依頼するか」で大きく結果が変わります。資格・実績・中立性を重視して診断士を選び、流れを理解して準備しておけば、安心して住宅購入に臨めます。
これから家を購入する方は、早めに信頼できる診断士を探し、ぜひ専門家の力を活用してください。