火災保険なんてどこも同じ、
安いのが一番でしょ?
もしそう思って
一括見積もりサイトに
飛び込もうとしているなら、
少しだけ待ってください。
設計の現場にいる人間から見ると、
火災保険の一括見積もりには、
広告では語られない
「致命的な落とし穴」
がいくつかあります。
特に、
家の性能(断熱や耐震)に
こだわって家を建てた・直した人ほど、
適当な見積もりで大損をしている
ケースが少なくありません。
今回は、一括見積もりのデメリットを
包み隠さずお話しします。
設計士が断言。火災保険一括見積もりの3つのデメリット
ネットで完結する一括見積もりは
便利ですが、
実は以下の3つのリスクを孕んでいます。
1. 「構造区分」の判定ミスで保険料が倍になる
火災保険には
「M構造・T構造・H構造」
という区分があり、
これによって保険料が劇的に変わります。
例えば、断熱材にグラスウールを使い、
特定の条件を満たした
「省令準耐火(T構造)」の家なのに、
見積もり時に正しく判定されないと、
本来の倍近い保険料(H構造)を払い続ける
ことになります。
一括見積もりでは、この細かい判定が
「自己責任」になりがちなのが
最大のデメリットです。
2. 「水災」や「家財」の補償額がテキトーになりがち
一括見積もりは「安さ」を競うため、
本来必要な補償を削って提示してくる
会社もあります。
「ハザードマップ上は危険なのに水災を外す」
「家の価値に対して家財の補償が少なすぎる」
といったミスは、
いざという時に「保険が下りない」という
最悪の結果を招きます。
3. 見積もり後の「電話ラッシュ」と「営業」
これは有名な話ですが、
一度に多くの会社に情報を渡すと、
その分だけ営業の連絡が来る可能性があります。
知識がない状態でこれに対応するのは、
設計士から見てもかなりのストレスです。
失敗しないための「賢い一括見積もり」活用術
デメリットはありますが、
一括見積もり自体を否定するわけではありません。
「使い方」を間違えなければ、
数十万円単位で節約できる
最強のツールになります。
私が推奨する活用手順は以下の通りです。
- 「省令準耐火」や「耐震等級」の確認:
自分の家が割引対象かどうか、
ハウスメーカーや設計士に確認しておく。 - 対面・電話相談ができる窓口を選ぶ:
単なる機械的な見積もりではなく、
プロのアドバイザーが介在するサイトを選ぶ
(これがデメリットを打ち消す最大のコツです)。 - 今のプランと比較する:
既存の保険がある場合は、必ずそれと比較し、
なぜ安くなったのか(補償を削っていないか)
を確認する。
設計士が選ぶ、信頼できる一括見積もり窓口は?
私が現場の施主さんに勧めるなら、
「東証プライム上場企業が運営している」、
または「無理な勧誘を禁止している」
大手の比較サイト一択です。
特に、こちらのサイトは提携会社数も多く、
設計士の視点で見ても「補償のバランス」を
しっかり提案してくれる安心感があります。
【インズウェブ火災保険一括見積もりサービス】
(※無理な勧誘なし。最短3分で最大15社を比較できます)
まとめ:保険は「出口」から逆算して選ぶ
家づくりと同じで、火災保険も
「万が一の時にちゃんと直せるか」という
出口(給付)がすべてです。
デメリットを理解した上で、
賢くプロの力を借りて、
最もコスパの良いプランを見つけてください。
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