内窓って、
DIYでつけても大丈夫ですか？
ここ数年、現場でいちばん聞かれる質問かもしれません。
設計士として正直に言うと——
DIY内窓は「得する人」と「絶対おすすめしない人」がはっきり分かれます。
この記事では、
現場のプロとして気づいてきた“リアル”を、やさしく分かりやすくお伝えします。
DIY内窓にかかる費用はどのくらい？
■DIYの費用
- 材料費：1〜3万円／1窓
- 工具：カッター・定規・ドライバー程度
- 作業時間：30〜60分／1窓
安く、すぐできる。
このメリットは確かです。
ただし、DIYで使う製品は簡易タイプが多く、
断熱性能はどうしても控えめ。
■プロ施工の樹脂内窓の費用
- 4〜8万円／1窓（工事費込）
- 性能はDIYの約2〜3倍
- 結露・冷気をしっかりカット
匿名の設計士窓辺の寒さを本気でなくしたい” ならプロ施工。
比較すると、体感がまったく違います。
DIY内窓の断熱効果はどれくらい？
■DIY内窓の効果（一般的な期待値）
- 体感温度：+1〜+3℃
- 結露対策：一定の改善
- 防音：効果は限定的
- 気密性：施工の丁寧さにより上下
“ちょっと改善”という印象です。
DIYでもそこそこ変わるんですね？
はい。ただ“冬の寒さが辛い家”には、正直力不足なことも多いです。
■プロ施工（樹脂内窓）の効果
- 体感温度：+3〜+6℃
- 結露：大幅改善〜ほぼ解消
- 防音：明確に静かになる
- 気密性：メーカー品質で安定
DIY内窓が向いている家・向いていない家
●DIYが向いている家
- 賃貸で本格リフォーム不可
- 小窓だけ寒い
- 結露がひどい
- とりあえず低予算で改善したい
●DIYが向かない家
- 戸建てで「家全体が寒い」
- 窓が大きい・多い
- 築20〜40年の一般的な木造
- 光熱費を本気で下げたい
■窓だけ断熱しても暖かくならない家がある
実は、
“窓さえ変えればOK” と思っている方が意外と多い のですが、
家の寒さは 天井・壁・床 の断熱不足が原因のことも多いです。
匿名の設計士窓の改善は大事ですが、
家づくりは “家全体の断熱バランス” が決め手なんです。
じゃあ、どこから手をつければいいんでしょう？
そんな疑問に答えるために、
断熱リフォーム全体をまとめた過去記事を用意しています。
🔗 家全体を暖かくしたい方はこちら（内部リンク）
窓以外の断熱の優先順位や、
断熱材の選び方を網羅した記事です。
👉
断熱材の選び方完全ガイド｜失敗しない断熱リフォームと断熱等級6・7対応【2025年版】
匿名の設計士窓断熱と“組み合わせると最も効果が出る”方法を知りたい方は必読です。
DIYでよくある失敗と注意点
■失敗①：採寸ミスで入らない
最も多いトラブル。
“窓枠の内寸” を正確に測らないとアウトです。
■失敗②：気密が取れない
隙間が少しでもあると寒気が入り、効果が激減します。
■失敗③：逆結露（内窓の内側に水たまり）
DIY商品は通気計画が弱いため、結露が逃げず逆効果になることも。
逆に悪化することもあるんですね…。
匿名の設計士はい、だからDIYは“工夫と慎重さ” が必要なんです。
結論：DIY内窓は“応急処置”、樹脂内窓は“本命”
- DIYは費用が安いが、効果は限定的
- プロ施工の樹脂内窓は体感が別次元
- 家全体を暖かくしたいなら、窓＋断熱材のバランスが必須
- 迷っている人ほど、専門家の中立相談が費用を無駄にしない
迷ったら、中立の専門家に相談するのが一番早い
窓断熱は“家によって最適解が違う”ため、
ネット情報だけで判断すると遠回りになることも多いです。
匿名の設計士プロが図面を見れば、
“DIYで足りるのか”“樹脂内窓が必要か” はすぐに分かります。
そこで、個人的にもおすすめなのが、
中立的に家づくりや断熱の方向性を教えてくれる相談窓口。
最短で最適解を知りたい人へ
窓だけで良いのか、断熱全体を見直すべきか——
後悔しないために、一度専門家のアドバイスを受けるのは非常に有効です。
【家づくり相談所】は、無料で利用でき
営業の押し付けがほぼなく、オンラインで完結。
リフォームや断熱の方向性を丁寧に教えてくれるため、安心して利用できます。
匿名の設計士“DIYで十分なのか”“プロ施工が必要なのか”
いま悩んでいる人ほど、早めの相談をおすすめします。
まとめ｜DIYは“試す価値あり”、でも本命はプロ施工
- DIY内窓はローコストで効果も一定
- 樹脂のプロ施工内窓は冬の体感が大改善
- 家が本当に暖かくなるかは“断熱全体のバランス”がカギ
- 迷ったら専門相談が最短ルート
あなたの家が、一冬でも快適になりますように。
匿名の設計士として、心からそう願っています。
