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断熱材の湿気・結露対策|木造住宅を長持ちさせる核心

断熱材・断熱改修

断熱材の湿気・結露対策|木造住宅を長持ちさせる核心

最近、壁の中で“カビ臭さ”を
感じるんですが…
これって断熱材が
原因なんでしょうか?


あるお客様からそう
相談を受けた時、
私は静かに頷きました。

匿名の設計士
匿名の設計士

もしかすると“内部結露”が
始まっているかもしれませんね。

結露って、窓ガラスだけ
じゃないんですか?

匿名の設計士
匿名の設計士

実は、壁の中のほうが
深刻なんです。

壁内で発生する結露の仕組みを示した図解

壁内の湿気・結露は、
断熱性能の劣化だけでなく、
構造材の腐朽にもつながる
“家の寿命を縮める大問題”です。

今回は、木造住宅で結露を防ぎ、
断熱性能を維持するための
本質的なポイントを、お話しします。

👉 基本の考え方はこちら:
断熱材・断熱改修


木造住宅で結露が起きる本当の理由

●理由① 湿気の移動と気密の甘さ

木造住宅は“呼吸する”なんて
表現がありますが、実際には
湿気が好き勝手に
出入りして良いという意味では
ありません。
特に以下の状態は要注意です。

  • コンセント周りの気密不足
  • 天井点検口の隙間
  • 壁の断熱材の“浮き”や“たるみ”
  • 気密シートの破れ
匿名の設計士
匿名の設計士

気密を軽視すると、
湿気が断熱材に
入り込んで劣化します。

湿気って、
そんなに怖いんですね…。

匿名の設計士
匿名の設計士

断熱材の性能は
“乾燥した状態”で
発揮されるので。


夏型結露・冬型結露 — 見えないところで劣化が進む

●冬型結露

暖房された室内の湿気
→外壁側へ移動→低温部分で結露。

日本の住宅で最も多いケースです。

●夏型結露(見落とされがち)

外の暖かい湿気→
冷房で冷えた室内側へ移動→結露。

特に 気密レベルが低い家 は危険。

👉 結露メカニズムは国交省資料が分かりやすい
国土交通省|住宅の省エネ・断熱ガイドライン

 冬型結露と夏型結露の違いを比較する図解

断熱材を湿気から守るための3大ポイント

① 防湿シートの確実な施工

室内側に湿気を寄せないための“絶対条件”。

  • 継ぎ目は防湿テープで確実に密着
  • 破れや穴は即補修
  • コンセント周りは特に丁寧に
匿名の設計士
匿名の設計士

防湿シートは“壁の命綱”です。


② 透湿防水シートで湿気の逃げ道をつくる

外側は“湿気を逃がす”必要があります。
ただし、
高性能サッシとの取り合いが
甘いと結露しやすい ので要注意。


③ 換気計画を「断熱」とセットで考える

断熱だけを強化しても、
“空気が淀む家” は結露します。

特に、

  • 24時間換気が正常作動していない
  • 換気口が家具・荷物で塞がれている
  • トイレ・洗面所の換気扇が弱い

こうしたことが結露の原因になります。

木造住宅の壁断面構造と防湿・透湿の役割を示す図解

断熱材の種類ごとの湿気リスク

●グラスウール

湿気を含むと性能低下 → 施工精度が命。

●ロックウール

耐湿性は比較的高いが、水を吸えば同じ。

●木繊維断熱材

吸放湿性が高く、結露に強い。
ただし施工レベルが重要。


結露を防ぎながら家づくりする最善策

ここまで読んで、
「自分の家は大丈夫だろうか…」
と不安になった方もいるかもしれません。

ただ、対策はあります。

結露リスクは、
断熱 × 気密 × 換気 × 正しい材料選定
の4つが揃えば確実に抑制できます。

「何から相談すればいいか分からない」
という方は、
まず専門家との無料相談を活用するのが最短です。

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迷ったら、まずここで方向性を確認してください。


まとめ:結露は“起きてから”では遅い

湿気・結露は目に見えない場所で
進行し、気付いた頃には断熱材が
劣化していることも少なくありません。

20年、設計士として現場を見てきた
結論はひとつ。
結露を防ぐ家づくりは、
“正しい知識”があるかどうかで決まる。

不安がある方は、以下の記事で
基礎知識を整理しておくと
理解が深まります。

👉 断熱材・断熱改修

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