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窓断熱リフォームの費用と効果|二重窓・樹脂サッシ・真空ガラスのリアル比較【住宅設計士が解説】

断熱材・断熱改修

窓の寒さ(暑さ)をなんとかしたいけど、結局どれを選べばいいの?

そう悩んでいる方は多いはずです。
窓断熱は、今まさに国の補助金(先進的窓リノベ事業など)が非常に手厚く、リフォームの絶好のチャンスです。

しかし、「一番高いものを選べば安心」というわけではありません。
19年現場を見てきた設計士の視点から、費用対効果(コスパ)と、施工後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためのリアルな比較を解説します。


【結論】設計士が教える、目的別の正解はこれ

まず、結論からお伝えします。
どれを選ぶべきかは、あなたが何を優先するかで決まります。

  1. コスパ最強。補助金を最大限活かすなら: 「二重窓(内窓)」
  2. 見た目と使い勝手を重視するなら: 「カバー工法(樹脂サッシ交換)」
  3. 手軽に、でも「枠」のリスクを知った上で選ぶなら: 「真空ガラス」

1. 補助金利用でコスパNo.1「二重窓(内窓)」

今、最も選ばれているのが「二重窓(インプラスやプラマードUなど)」です。

二重窓(内窓)施工例と仕組みの図解イメージ
  • メリット: 既存の窓の内側にもう一つ窓をつけるだけなので、工事が数時間で終わります。気密性が劇的に上がり、防音効果も高いです。
  • 設計士の本音: 補助金の還元率が非常に高く、「手出し金額に対する断熱効果」は間違いなくナンバーワンです。迷ったらこれ、と言えるほど安定の選択肢です。

2. カーテン周りもスッキリ「カバー工法(サッシ交換)」

今のサッシ枠を活かしつつ、一回り小さい新しいサッシを被せる工法です。

カバー工法の断面
  • メリット: 窓が新築のように新しくなり、二重窓のように「2回開け閉めする手間」がありません。カーテンの収まりも綺麗です。
  • 設計士の本音: 見た目は最高ですが、補助金額と比較して「材工(材料費と工賃)」が高めです。予算に余裕があり、毎日開け閉めするリビングの大開口窓などに向いています。

3. 手軽な「真空ガラス」の意外な落とし穴

今あるサッシのガラスだけを、厚さ数ミリの真空ガラス(スペーシアなど)に交換する方法です。

  • メリット: 見た目が変わらず、腰窓(高い位置にある窓)などの重さが気になりにくい場所には手軽で良い選択です。
  • 設計士の本音: ここが注意点です。ガラス自体の断熱性は高いですが、サッシ枠は「古いアルミ枠」のままです。せっかくガラスを替えても、アルミ枠の部分だけは相変わらず結露することがあります。これを理解せずに「結露がゼロになる」と思って導入すると、後悔するかもしれません。

窓の結露を止めるのは重要ですが、実はもっと怖いのが「床下の湿気による基礎の劣化」です。

窓を完璧にしても、足元が腐っていては本末転倒。

リフォーム前にチェックすべき基礎の真実はこちらで解説しています。


2026年最新:窓断熱の補助金を賢く使う

現在、環境省・国土交通省が主導する「先進的窓リノベ事業」など、過去最大級の補助金が出ています。

設計士のアドバイス: 補助金を使っても手出し金額が不安……という方は、一度「火災保険の給付金」が使えないか確認してみてください。

実は窓の不具合やそれに付随する被害で、リフォーム費用が実質タダになるケースがあるんです。


最後に:補助金を使って「実質いくら」でできるか確認を

窓リフォームは、補助金の有無と、施工会社の「材工(工事費)」の出し方で、最終的な手出し金額が数万〜数十万円単位で変わります。

19年現場を見てきた私から言わせれば、窓リフォームこそ「相見積もり」が必須です。

なぜなら、会社によって得意なメーカーや、補助金申請の慣れが全く違うからです。

うちの窓なら、どの工法が一番安くて効果的?

補助金を使って、実質いくらで工事できる?

それを知るには、まずは複数の優良会社から見積もりをとり、比較することから始めてください。

私がリフォーム相談を受けた際に、まずここをおすすめする理由もそこにあります。

リショップナビのスマホ画面

リショップナビについての詳細はコチラの記事で紹介しています。

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