私は住宅設計士として、多くの住宅の断熱リフォームに携わっています。
天井や屋根の断熱を部分的に改修するだけでも、夏の暑さや冬の寒さを大きく軽減できる場合があります。
断熱リフォームの全体計画を理解するため、参考となる過去記事
「断熱材の選び方完全ガイド|失敗しない断熱リフォームと断熱等級6・7対応【2025年版】」
(https://sumai-knowledge.com/dannetsu-renovation/insulation-choice-guide/)
もあわせて読むことをおすすめします。
天井・屋根断熱の効果
- 屋根裏からの熱侵入を防ぎ、夏は涼しく冬は暖かくなる
- 光熱費を削減し、ランニングコストの低減につながる
- 居室の温度ムラが減り、生活の快適性が向上する
匿名の設計士
屋根・天井は熱の出入りが大きいため、
部分施工でも効果を実感しやすい場所です。
素材選びと施工の注意点
- グラスウール:手軽に施工可能、湿気対策が重要
- 吹き付けウレタン:隙間なく施工でき高性能、コスト高め
- 木繊維断熱材:調湿性があり結露に強い、厚みを確保する必要あり
施工時のポイント:
- 屋根の形状や勾配に合わせて
断熱材をカット・調整する - 既存の断熱材との隙間をなくす
- 天井裏の通気を確保して結露防止

部分リフォームの費用と補助金
天井・屋根の断熱を部分的にリフォームする場合、
費用は施工面積や素材で変わります。
また、省エネ改修補助金の対象になる場合もあります。
【家づくり相談所】
→ 専門家に施工範囲や素材選びの相談ができます。
無料で、しかもオンラインで完結するので
お手軽だと感じました。
まとめ
- 天井・屋根断熱の部分リフォームでも
快適性と省エネ効果が大きい - 素材選びと施工精度で効果が変わる
- 部分施工は費用を抑えつつ効果を実感できる
- 補助金や専門家相談を活用して安全で効率的な施工を実現
天井や屋根の断熱部分リフォームを検討することで、
快適で光熱費も抑えられる住宅づくりが可能です。


